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乳がん学会 in 仙台

[2024.07.15]

今年の乳がん学会は仙台市での開催でした。当院は関西空港が近く、飛行機でいろんなところに行きやすいです。仙台にはPeach航空しか飛んでいませんが、約1時間ですのでLCCでも特に問題ありません。もちろんお財布にも優しく大助かりです。

朝一のピーチに乗り込み、いざ仙台へ。

 

梅雨前線の影響を受け飛行機はなかなかスリリングでした。

無事に仙台空港に到着し、大雨の大阪を出発しましたが、仙台は曇り空で、少しだけ大阪よりは涼しかったです。

仙台は初めて行きましたが、思った以上に都会で、少し足を延ばせば松島や秋保温泉があり、市内中心部も仙台城跡や、定禅寺通りのケヤキ並木など緑豊かな大都会でさすが『杜の都』といわれるだけあり、素敵な場所でした。グルメも牛タンや仙台牛、新鮮な海鮮、ずんだ餅や萩の月とたくさんあり、学会の合間にはすべてを満喫できず、またいつかプライベートでも行ってみたいと思いました。

 

さて、学会では、様々な乳癌の最新情報がたくさん、発表されていましたが、昨今の時節柄か、医師の働き方改革や、AI活用や、地域連携など、より複雑になる乳癌診療をきちんと患者さんに届けるためにいろんな試みが検討されていました。

患者さん側に関係することとしては、以前はあまり、取り上げられることのなかった、アピアランスケア(治療に伴う外見の変化に対するケア)などといった話題も取り上げられるようになりました。

癌になったら、治療のためにすべてを諦めて戦う時代から、癌にかかった患者さんのQOLも、さらには癌に携わる医療者のQOLもなんとかよくしようという時代に入ってきているのかなと思いました。

以上、私の勝手な感想でした。

学会で多くのいい刺激を受けましたので、少しでも乳がん診療がよくなるように、明日からの診療に役立てたいと思います。

そして、今回は食べることができなかった仙台牛タンを今度、家族でゆっくり食べに行きたいなと思いました。

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