運動で乳がん再発は減る!?オリンピックの感動と「体を動かす習慣」の大切さ
みなさん、こんにちは。
くみこ乳腺クリニック院長の岡田です。
ミラノ・コルティナ冬季オリンピック、盛り上がりましたね。
テレビの前で応援された方も多いのではないでしょうか。
私もつい見入ってしまい、連日たくさんの感動をもらいました。
特に印象に残っているのは、フィギュアスケートの“りくりゅう”ペア。
思うようにいかない場面がありながらも最後まで滑りきり、逆転につながった姿には胸が熱くなりました。
スノーボードでも、日本の若い選手たちが次々と表彰台に立ち、
その躍動感やエネルギーに元気をもらった方も多かったのではないでしょうか。
オリンピックを見ていると改めて感じるのは、
トップアスリートを支えているのは才能だけではなく、
日々の体づくりと運動習慣の積み重ねだということです。
実はこの「運動習慣」は、乳がんともとても深い関係があります。
運動は乳がんの再発を減らすことがわかっています
近年の研究では、乳がんの治療後に運動習慣がある人は、
そうでない人と比べて
・再発リスクが約15〜20%低下
・乳がんによる死亡リスクが約30%低下
することが報告されています。
つまり運動は、単に体力を維持するだけでなく、
乳がんの予後にも影響する重要な生活習慣なのです。
なぜ運動が体に良いのでしょうか
運動を続けることで、体の中では
・女性ホルモンを低下させる
・体脂肪を減らす
・血糖や炎症を抑える
・免疫力を高める
といった変化が起こります。
さらに最近では、筋肉から分泌される物質が
がん細胞の増殖を抑える可能性もわかってきています。
つまり運動は、体の環境を
「がんが育ちにくい状態」に整えてくれるのです。
特別な運動は必要ありません
オリンピック選手のような激しい運動をする必要はありません。
・少し速めに歩く
・階段を使う
・家事のときにしっかり体を動かす
こうした日常の動きでも十分効果があります。
大切なのは、
無理なく続けることです。
感動をもらった今だからこそ
オリンピックの選手たちは、
一日一日の積み重ねによってあの舞台に立っています。
私たちの健康も同じです。
小さな習慣の積み重ねが未来を守ります。
運動と検診。
この2つは乳がんから自分を守る大切な習慣です。
オリンピックで元気をもらった今、
少しだけ体を動かすことから始めてみませんか。
