乳房のしこりが怖くて受診できない…そんな方へ乳腺クリニック院長から伝えたいこと
みなさん、こんにちは。
くみこ乳腺クリニック院長の岡田です。
当院では、初診の患者さんに事前のWEB問診をお願いしており、診察前に内容を確認しています。
その中で、私が特に気がかりになるのが、
「しこりあり」
「検診受診歴なし」
「最後の検診がずいぶん前」
といった内容の方です。
乳腺外科では、実際に
「かなり前から症状はあった」
「気にはなっていた」
という方が、症状が進行してから受診されることがあります。
お話を聞くと、
「悪いものだったらどうしようと怖かった」
「受診する勇気が出なかった」
「どうしてもっと早く来なかったの?と言われそうでつらかった」
「不安だからこそ、考えないようにしていた」
そんなお気持ちを話してくださることがあります。
きっと、しこりに気づいてから、たくさん悩まれたのだと思います。
実は当院でも、
「しこりがある」とWEB問診に記載されていた方が、予約当日に来られず、そのまま連絡がつかないことがあります。
もしかしたら、
予約までは取ってみたけれど、やはり怖くなってしまったのかもしれません。
もちろん、何でもない症状で、その後改善しているのであれば安心です。
ただ、
「ちゃんとどこかで受診できているかな」
「ひとりで不安を抱えたままになっていないかな」
と、こちらも気になっています。
当院では、初診の段階で連絡なく時間が過ぎても来られなかった場合、できる限りお電話をしています。
ですが、このご時世、知らない番号には出ない方も多く、つながらないままになってしまうこともあります。
乳腺外科を受診することは、決して気軽なことではないと思います。
特に、しこりがある時は、
「もし悪い病気だったらどうしよう」
という不安がどうしても頭をよぎりますよね。
でも、私たちはどんな状況で来院されても
「どうしてもっと早く来なかったの?」
と思っているわけではありません。
むしろ、
「よく勇気を出して来てくださいました」
という気持ちで診察しています。
心配なしこりを抱えたまま、不安な時間を過ごしている方がいたら、どうか勇気を出して病院を受診してくださいね。
何もなければ、それが一番です。
そして、もし治療が必要な病気だったとしても、早めに相談することには大きな意味があります。
不安をひとりで抱え込まず、まずはご相談ください。
